箱根駅伝の沿道対策【元警視庁刑事のコラム】

毎年多くの人が楽しみにしている箱根駅伝。テレビで観戦していると、選手たちの熱い走りに目を奪われますが、その舞台裏では多くの警察官が交通規制や警備にあたっています。

私も現役時代、箱根駅伝や各種マラソン大会の警備に何度も従事しました。

箱根駅伝では、国道1号線など主要道路の片側車線が通行止めになります。しかし規制されるのはその道路だけではありません。駅伝コースと交差する道路も当然ながら交通規制の対象となり、ほぼすべての交差点に警察官が配置されます。

警察官の仕事は、走行してくる車両を安全に停止させ、ドライバーに迂回をお願いすることです。多くの方は事情を理解して協力してくださいますが、中には強い口調で詰め寄ってくる方もいます。

実際によくあるやり取りはこんな感じです。

「通行止め?なんで通れないんだよ!」
「箱根駅伝開催のため交通規制となっています。恐れ入りますが、あちらへ迂回をお願いします。」
「駅伝なんて知るかよ。こっちは用事があるんだよ!通せよ!」
「申し訳ありませんが通行できません。」
「いいから通せよ!この税金泥棒が!」

こうした理不尽な言葉を浴びせられることは珍しくありません。

もちろん、どれだけ強く言われても交通規制を解除して車を通すことはできません。事故防止と選手の安全確保が最優先だからです。

しかし現場の警察官としては、「なぜ自分が謝り続けなければならないのか」と複雑な気持ちになることもあります。安全のために職務を果たしているだけなのに、怒鳴られ、罵声を浴びせられる――これは駅伝警備に携わる警察官の現実です。

今年も箱根駅伝をテレビで観ながら、「今この瞬間も、どこかの交差点で若い警察官が怒鳴られながら交通整理をしているのかもしれない」と思うと、家でビールを飲みながら応援していることに少し申し訳なさを感じます。

華やかな大会の裏側には、こうした地道な警備と交通規制を担う人たちがいることを、少しだけ思い出していただければ嬉しいです。

○警察への告訴状・告発状の作成は元警視庁刑事の行政書士にお任せください。こちら


淺利 大輔

あさり だいすけ

行政書士淺利法務事務所 代表

私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。

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