警察署倉庫の裏事情【元刑事が解説】
警察署内には倉庫があり、刑事課、交通課、生活安全課などでそれぞれ分かれていることがほとんどです。刑事課の倉庫にあるのは、証拠品、捜査関係書類がほとんどです。証拠品は、少ない警察署でも数百点、多い警察署なら1万点近くあるでしょう。
少々問題なのは、交通課と生活安全課の倉庫です。交通課と生活安全課には、事故防止や防犯広報キャンペーンなどのための予算があり、一般人に配布するための、ポケットティッシュ、反射材、ポスター、チラシ、キーホルダー、ステッカー、ボールペン、芸能人写真入りのクリアファイルなどなどを毎年数回、大量に発注します。しかし、この大量の配布品が配布しきれずに、段ボール箱に入ったまま山積みされていることがあります。もちろん、全ての警察署がそうであるとは限りませんが、私が勤務してきた警察署の倉庫ではとてもよく目にする光景でした。配るタイミングを逃したポケットティッシュなどは、署員向けに「好きなだけお持ち帰りください」と書いて食堂などに置いてあることもありました。
なお、刑事部にはそうした予算がないので、刑事課の倉庫には先に挙げた2点以外が置いてあることはほとんどありません。
淺利 大輔
あさり だいすけ
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました。
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。


