警視庁赤坂警察署汚職事件【元警視庁刑事のコラム】
警視庁赤坂警察署汚職事件|警察内部の不正と暴力団の関係
警察官としてのキャリアの始まり
私は1992年に警視庁警察学校を卒業し、赤坂警察署に配属されました。現在の警備派出所である赤坂二丁目交番で勤務し、交通取締や職務質問に励んでいました。
違法賭博の摘発作戦と大規模ガサ
勤務から約2年後のある夜、「警視庁本部保安課による大規模な摘発(ガサ)がある」との連絡を受けました。現場は赤坂の繁華街にあるビルで行われていた違法賭博の取締りでした。
現場には保安課の私服警官が多数出動し、私はビルの外で警備を担当。中には40~50人の関係者がいましたが、全員を警察署へ護送。その結果、暴力団関係者10人が逮捕されました。
暴力団との癒着|赤坂警察署内部の不正発覚
しかし、この事件は単なる違法賭博摘発では終わりませんでした。赤坂警察署の防犯課(現・生活安全課)と刑事課に内通者が存在し、警察の摘発情報を暴力団にリークしていたのです。その見返りに、金品を受け取っていました。
この日、摘発情報が事前に暴力団側に漏れなかったため、逮捕された組織のメンバーが**「これまでの情報提供と賄賂の実態」を供述**し、不正が明るみに出ました。
赤坂警察署汚職事件の結末
この告発により、防犯課の2名、刑事課の1名が収賄罪で逮捕されました。また、事件の責任を取り、当時の署長が辞職。私の結婚式にも出席してくれた温厚な方だったため、非常に残念な出来事でした。
○警察への告訴状・告発状の作成は元警視庁刑事の行政書士にお任せください。こちら
淺利 大輔
あさり だいすけ
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました。
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。


