大晦日に交番で宴会をした時代
もう時効だと思いますので話します。今から約30年前、住宅街にある警察署の交番では、大晦日の夜は各自持ち寄った食材ですき焼きや鍋を作り、一杯やっていました。今と違って大晦日の夜にやっている店はなく、田舎に帰省する家族が多いため住宅街や駅前はひっそりとして人通りもなく、事件や事故の通報はほとんど入らなかったのです。また、警視庁の23区内の交番には車やバイクがあるところはほとんどなく、臨場する際には自転車か歩きだったので飲酒運転の問題もなかったのです(もちろん自転車はダメですが)。
自分の交番で食べた後は、「○○交番では○○鍋を作ってる」などの情報を入手して、交番のはしごをする警察官もいました。
淺利 大輔
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、警視庁警察官として32年間勤務し、そのうち25年間刑事(捜査員)をやってきました。さらにその中でも知能犯捜査関係部署(主として告訴・告発事件を捜査する部署です)の経験が一番長く、数々の告訴・告発事件に携わってきました。刑事部捜査第二課員当時は警視庁本庁舎(霞が関)1階にある聴訴室で、電話帳のように分厚い告訴状や告発状を持参して来られる弁護士先生方を毎日のように相手にし、ここで大いに鍛えられました。
これまでの経験を活かし、告訴事件の相談を受け告訴状をリーズナブルな料金で作成することで、犯罪被害者の方たちを支援できるのではと考えたからです。
「淺利に頼んで良かった」依頼人の方からそう思っていただける行政書士を目指していきます。