刑事の車に真っ赤なアリオンが来た話【元刑事が解説】
一般の人は「覆面パトカー」などと言いますが、警察内部では白黒パトカー以外の刑事課や生活安全課で使う車を「捜査用車両」と言います。2000年頃まではセダン一択でしたが、現在はセダンの他、SUVやミニバンもかなり増えてきました。ボディーの色は、白とシルバーが多くてこの2色でほぼ9割。残りが黒や紺といった色で、どれも目立たないものとなっています。
ところが、私が深川警察署に勤務していた2010年頃、刑事課に真っ赤なアリオンが配備されました。ワインレッドとかメタリックレッドなどの落ち着いた赤ではなく、ソリッドの真っ赤です。刑事課員全員が目を丸くして驚きました。張り込みや尾行に使うこともある刑事の捜査車両が真っ赤なのです。刑事の中には「何だよこれ、こんなの目立って使えねーよ!」とあからさまに不満を言う者もいました。このアリオンは刑事たちに全く人気がなく、皆、他の車がないときだけに仕方なく乗っていました。車の手配関係は、警視庁本部の装備課というところが担当していたのですが、どういう理由で赤を発注したのか聞いてみれば良かったのですが、今となっては永遠の謎となってしまいました。
淺利 大輔
あさり だいすけ
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました。
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。


