警察官の離島勤務【元警察官が解説】
警視庁には東京都本土だけでなく、新島・三宅島・大島・八丈島・小笠原父島などの離島にも警察署があります。意外に知られていませんが、これらの警視庁離島警察署勤務は、警察官の中では比較的人気のある異動先のひとつです。
離島勤務は基本的に希望制となっており、年に1回、異動希望を出す機会があります。希望者全員が必ず行けるわけではありませんが、比較的高い確率で希望が通ると言われています。
では、なぜ警察官が離島勤務を希望するのでしょうか。
理由は人それぞれです。
「釣りが好きなので自然豊かな環境で暮らしたい」
「今の忙しい職場環境を離れたい」
「家族の健康のために空気のきれいな場所へ移りたい」
実際、私の知っている警察官の中には、都内の環状七号線沿いのマンションに住んでいて、小学生の娘さんが喘息を患っていた方がいました。その方は離島勤務となり家族で移住したところ、数か月で症状が大きく改善したそうです。都市部と離島では生活環境が大きく異なることを実感したエピソードでした。
警視庁の離島勤務は単身赴任できる?
以前の警視庁の離島勤務では、家族がいる警察官は家族全員で引っ越すのが原則でした。
理由については様々な話がありましたが、現在では制度が変わり、単身赴任も認められています。
ただし、独特のルールもあります。なぜか犬や猫などのペット同伴は禁止されていました。
離島勤務を検討している警察官にとっては、このあたりの生活ルールも気になるポイントでしょう。
離島の警察官はパチンコ禁止?その理由とは
離島警察署勤務には、都会の警察署にはない特殊な事情があります。
たとえば、島内にパチンコ店がある場合、警察官はその店に入ってはいけないというルールがあるそうです。
理由は、離島では警察官の顔が島民に広く知られているためです。
もし警察官がパチンコで勝っている姿を見られると、
「警察官だから店が出している」
「店と警察が癒着しているのでは?」
といった根拠のない噂が立つ可能性があるからです。
都市部では考えにくい話ですが、人口の少ないコミュニティならではの事情といえるでしょう。
元警察官として感じる離島警察署勤務の魅力
私は子どもたちを転校させたくなかったため、結局一度も警視庁の離島勤務を経験しませんでした。
しかし今振り返ると、警視庁の離島警察署勤務は警察官として一度は経験してみてもよかった異動先だったかもしれません。
都会の警察署とはまったく異なる環境で勤務し、地域住民との距離が近い警察活動を経験できるのは、離島勤務ならではの貴重な経験だからです。
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淺利 大輔
あさり だいすけ
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました。
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
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そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
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“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。


