キャリア警察官とノンキャリ警察官は一緒に勤務することはありません

キャリア警察官とは、警察庁に採用された国家公務員の警察官です。東大法学部、京大法学部卒がゴロゴロいる世界です。ノンキャリ警察官とは、各都道府県警に採用された地方公務員の警察官で、約7割が大卒、残りが高卒です。キャリア警察官は、採用後即警部補となり、警察大学校で初任教養を受け、その後各都道府県警の警察署に出向して数週間程度職場実習を受けます。タイトルに「一緒に勤務することはない」と書きましたが、こうした短期間の出向時には一緒に勤務する機会があります。ただし、キャリア警察官の人数は非常に少ないので、たまたま、職場実習生のキャリア警察官が来る警察署にいなければ顔を合わすことはありません。また、極一部の警察署に署長として出向してくるキャリア警察官もいますが、これもまた非常に少ない警察署です。実際、私は辞めるまでに6署の警察署で勤務しましたが、キャリア警察官の出向に当たったことは一度もありません。その他、警察本部の課長以上のポストにもキャリア警察官が出向してきますが、一緒に勤務する機会は一部上層部のノンキャリ警察官だけです。
反対に警部以上の優秀なノンキャリ警察官が1年前後の短期間、警察庁に出向することがありますが、警部以上と決まっているので、警部補以下のノンキャリ警察官が警察庁に行くことはありません。
このように、キャリアとノンキャリが一緒に勤務する機会があることはあるのですが、ほとんどのノンキャリは、キャリアと会話する機会もないまま定年を迎えるのです。

補足:厳密にいえば、キャリア警察官の周囲には常にノンキャリ警察官がいますので、キャリアから見れば一緒に勤務していることになります。逆にノンキャリから見れば、私のように32年間キャリアと会話することなく勤務を終える人も少なくないという話です。

○警察への告訴状・告発状の作成は元警視庁刑事の行政書士にお任せください。こちら


淺利 大輔

あさり だいすけ

行政書士淺利法務事務所 代表

私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました。
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。

Profile Picture