事件・事故にあったら110番と警察署に電話 どっちが早い?【元刑事が解説】
結論から言うと、早いのは圧倒的に110番です。2026年現在、おそらくは過半数の警察署の代表電話が「自動音声ガイダンス」方式となっています。これは多くの企業が導入しているのとほぼ同じもので、警察署代表電話番号にかけると「こちらは○○警察署です。緊急の事件・事故は、電話を切って110番にかけ直してください。ご用件によって担当の係におつなぎしますので、該当する番号を押してください。案内途中での操作も可能です。落とし物や拾得物に関するご相談は1を、運転免許証の更新や住所変更に関することは2を・・・」といった自動メッセージが応答するものです。全部聞き終わるまで1分近くかかりますし、該当の数字を押してもすぐにはつながらないので、警察官と通話できるまでにかなりの時間がかかります。また、通報を受けた警察署の警察官は、話を聞き終えてから、内線電話で無線指令台に連絡しますので、ここでもタイムラグが生じます。一方、110番にかけると、混んでいない限りすぐに警察官が応答し、通話しながら内容をタッチパネルに記入します。その内容はリアルタイムで無線で流れ、現場にいる各警察官の持っているスマートフォンに表示されます。緊急の事件や事故にあったら、迷わず110番してください。
淺利 大輔
あさり だいすけ
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました。
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。


