箱根駅伝の沿道対策

 今年も箱根駅伝が開催されておりますが、現役時代に駅伝やマラソンの警備に何度も就きました。国道1号線の片側車線は通行止めですが、交差する道路も当然通行止めになっています。その道路ほぼ全てに警察官が配置に就いて走行してくる車に迂回を指示するのですが、何十台かに1台の運転手に食ってかかってくる者がいます。「通行止め? 何で通れないんだよ!」「箱根駅伝のため通行止めとなっています。あちら方向へ迂回をお願いします。」「駅伝とか知るかよ。俺は用があって向こうに行きたいだんよ! 通せよ。」「申し訳ありませんが・・・。」「いいから通せよ!」こんな感じです。もちろん幾ら言われても通しはしませんが、何で自分が謝らないといけないのかと理不尽さを感じます。今年もどこかで警察官が怒鳴られているのかと思うと、家でビールを飲みながら駅伝を観ているのが申し訳なく感じます。


淺利 大輔

あさり だいすけ

行政書士淺利法務事務所 代表

私は、警視庁警察官として32年間勤務し、そのうち25年間刑事(捜査員)をやってきました。さらにその中でも知能犯捜査関係部署(主として告訴・告発事件を捜査する部署です)の経験が一番長く、数々の告訴・告発事件に携わってきました。刑事部捜査第二課員当時は警視庁本庁舎(霞が関)1階にある聴訴室で、電話帳のように分厚い告訴状や告発状を持参して来られる弁護士先生方を毎日のように相手にし、ここで大いに鍛えられました。
これまでの経験を活かし、告訴事件の相談を受け告訴状をリーズナブルな料金で作成することで、犯罪被害者の方たちを支援できるのではと考えたからです。
「淺利に頼んで良かった」依頼人の方からそう思っていただける行政書士を目指していきます。

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