刑事同士の30歳差結婚の話し

 某署の刑事課で駆け出しデカだった頃の話しです。その署に卒業配置となった若い女性警察官が刑事講習を終えて刑事課員となりました。当時25、6歳だったと思います。しっかりしていて堅実な感じの女性刑事でした。当時私は盗犯2係で、彼女は盗犯1係。1係の係長は50代後半のベテラン刑事でした。盗犯1係は係員が5人いて、みな仲が良く、よく駅前の居酒屋などで飲んでいました。それから1年くらいして、彼女が1係の係長と付き合っているという話しを聞いてびっくりしました。係長には奥さんがいて、成人した息子さんが2人くらいいたはずです。しかも年の差は30歳、自分の息子と同じ年齢です。聞くと、既に奥さんとは離婚が成立しており、倫理的な問題はなかったようです。その後間もなく二人は結婚してしまいました。子どももできたそうです。あれから約25,6年経ちました。彼女は50歳代前半、係長は80歳代前半です。子どもさんたちは20歳代前半でしょう。元気にしていてくれればいいのですが。


淺利 大輔

あさり だいすけ

行政書士淺利法務事務所 代表

私は、警視庁警察官として32年間勤務し、そのうち25年間刑事(捜査員)をやってきました。さらにその中でも知能犯捜査関係部署(主として告訴・告発事件を捜査する部署です)の経験が一番長く、数々の告訴・告発事件に携わってきました。刑事部捜査第二課員当時は警視庁本庁舎(霞が関)1階にある聴訴室で、電話帳のように分厚い告訴状や告発状を持参して来られる弁護士先生方を毎日のように相手にし、ここで大いに鍛えられました。
これまでの経験を活かし、告訴事件の相談を受け告訴状をリーズナブルな料金で作成することで、犯罪被害者の方たちを支援できるのではと考えたからです。
「淺利に頼んで良かった」依頼人の方からそう思っていただける行政書士を目指していきます。

Profile Picture