警察官は食べることが大好き!勤務中の唯一の楽しみ【元警視庁刑事のコラム】
警察官は食べることが大好きです。特に勤務中は他に楽しいことがないため、食事の時間が唯一の楽しみとなります。
刑事の宿直勤務と大盛りご飯の秘密
2000年代くらいまでは、刑事の宿直勤務では朝から炊事場で**食事担当の刑事(デカさん)**が食事を作るのが一般的でした。
- スーパーで買い出し:肉やネギを大量に購入
- メニューはうどんかカレー:ほぼこの二択
- 大鍋いっぱいのボリューム:相撲部屋で使うような大鍋に、うどん汁やカレーを大量に作ります。
警察官の食事の特徴は量の多さです。どんなに美味しくても、量が少なければ評価されません。
日勤の昼食は外食が定番|警察官に人気の飲食店とは
刑事の日勤では、昼食は外食が基本です。警察官に人気の店には共通の特徴があります。
人気の飲食店の条件
- 量が多いこと:味よりもボリュームが最重要。
- 麺類が定番:ラーメン、蕎麦、うどんが特に人気。
- おしゃれな店は避ける:若い女性向けの上品で量が少ない店には行きません。
都内で警察官に人気のラーメン・蕎麦・うどん店
都内で警察官に人気のある飲食店は以下の通りです。
- ラーメン
- 丸長
- 大勝軒
- 蕎麦
- 角満
- 矢打
- うどん
- 子安(正式名ふたばや)
これらの店は私服警察官が集まることも多く、店内が警察官だらけになることもあります。
他県出張での食事事情|地元のグルメを楽しむ
他県に出張となると、夜の食事や飲み会が大きな楽しみです。地元の人に美味しい店を聞くのが鉄則ですが、驚きのエピソードもあります。
例えば、岐阜に銀行捜査に行った際、地元の銀行員に「岐阜で美味しいものは何ですか?」と尋ねたところ、**「ないですね」**と返答されたこともありました。
まとめ|警察官の食事文化と人気の外食スポット
警察官の食事事情は、勤務形態や地域によって特徴があります。
- 宿直勤務:大量のうどんやカレー
- 日勤の昼食:ボリューム重視の外食
- 出張時の夕食:地元のグルメを楽しむ
特に、ボリューム重視であることが大きな特徴です。都内での人気のラーメン店や蕎麦店は警察官の憩いの場でもあります。
淺利 大輔
あさり だいすけ
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、警視庁警察官として32年間勤務し、そのうち25年間刑事(捜査員)をやってきました。さらにその中でも知能犯捜査関係部署(主として告訴・告発事件を捜査する部署です)の経験が一番長く、数々の告訴・告発事件に携わってきました。刑事部捜査第二課員当時は警視庁本庁舎(霞が関)1階にある聴訴室で、電話帳のように分厚い告訴状や告発状を持参して来られる弁護士先生方を毎日のように相手にし、ここで大いに鍛えられました。
これまでの経験を活かし、告訴事件の相談を受け告訴状をリーズナブルな料金で作成することで、犯罪被害者の方たちを支援できるのではと考えたからです。
「淺利に頼んで良かった」依頼人の方からそう思っていただける行政書士を目指していきます。
