警察官は幽霊を見たことがありますか?【元警視庁刑事のコラム】

 警察官として、ご遺体を何百体も扱ってきました。殺人現場に何度も行きましたし、解剖には100回くらい立ち会っています。霊安室でご遺体と長時間1対1のときもありました。亡くなった直後のご遺体から、数年以上経ったご遺体まで、ありとあらゆる状態や死因のご遺体と接してきました。では、そうした扱いで何かオカルト的な不可思議な現象があったかと聞かれると、答えはノーになります。幽霊的なものを見たことはありませんし、後日夢に出てきたこともありません。予感が当たったこともないし、聞こえるはずのない声や音が聞こえたこともありません。一緒に働いている同僚からもそういう話しを聞いたこともありません。何かそういったものが見えるとの通報で現場に行って、不思議なものを見たということもありません。
 ただし、どこの警察署の刑事課でも必ず話題になるのが、「その係長の泊まりの日だけ必ず変死が多い」という話しです。年間通して統計を取っても確かに一人だけ飛び抜けて変死扱いの多い係長がいるのです。これについてはよく「○○係長は人がいいから仏様も扱ってほしくて寄ってくるんだよ」と言われます。実際、強面の体育会系の係長ではなく、どちらかというとおとなしいタイプの係長が多いのです。私はというと、変死の扱い数は特に多くも少なくもなく平均的でした。人がいい訳でもなく格別悪い訳でもなく、普通だったからかもしれません。


淺利 大輔

あさり だいすけ

行政書士淺利法務事務所 代表

私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。

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