元刑事の行政書士
なぜ、私が元刑事でありながら行政書士をしているのか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。通常、行政書士になるには、年に一度の国家試験を受験して合格した上で、各都道府県の行政書士会に入会を申し込み、入会が認められてはじめて行政書士として仕事ができるようになります。
しかし、特認制度というものが行政書士法で定められており、公務員としての実務経験が20年以上あれば、試験の代わりに書類審査のみで行政書士会に入会を申し込めるのです。私が定年を間近にして辞職を考え始めたときにこの制度を知り(警察官はほとんど知りません)、行政書士とは何をやる仕事なんだろうと思って調べ始め、告訴状・告発状の作成があることを知り、「これだ!」と思ったのです。私は、知能犯係刑事の経験が長く、捜査第二課時代には「聴訴室」という警視庁の知能犯捜査係にいた人間なら誰もが知っている、告訴と告発専門部署にもいた経験があったことから、告訴と告発の取扱には多大な自信があったからです。
行政書士の仕事は、告訴状・告発状の作成はその極一部で、他に遺言状の作成、建築業申請、外国人登録関係、自動車登録関係と多種多様です。一見、行政書士と警察業務とは無縁と思われる人がいるかもしれませんが、警察署では、古物営業申請、探偵業申請、警備業申請、風俗店営業申請、銃砲関係申請、質屋営業申請、道路使用許可申請、車庫証明申請、警察証明申請等々の許認可申請窓口があり、行政書士も多数出入りしているのです。残念ながら、私は刑事一本だったので、こうした許認可窓口の経験は無いのですが、事件で扱った関係で古物営業に関する知識はあったので、開所時に告訴告発と並んで取扱業務に入れた次第です。
そして、行政書士として何よりやりがいを感じるところは、「告訴状を安く作れる」ところにあります。私は現役刑事時代、告訴事件の犯人を検挙することで、被害者の悔しさを多少でも和らげてあげることができたと思っています。そして今は、できるだけ安く告訴状を作成することで、被害者支援の一翼を担うことができると思っています。弁護士に告訴を依頼すると、安い法律事務所で、着手金40万円、受理報酬20万円、起訴報酬20万円です。当事務所は単純事件なら6.6万円から承ります。非常に複雑な事件でも14.3万円です。それ以外の報酬は一切いただきません。相談は無料です。
当事務所の料金表はこちらをご覧ください。
事件になるかどうかわからない場合もぜひご相談ください。元警察官としての経験からご納得いただける回答ができるよう最善の努力をいたします。時間で相談料をいただいくことはありませんのでご安心ください。事件は一件一件全部違います。参考書を見ても、ネットで調べても、ピタリと合うものはなかなか見つからないものです。私の32年間の警察官経験データの中には、その事件に合致する解決データがあるかもしれません。連絡をお待ちしております。
淺利 大輔
行政書士淺利法務事務所 代表
私は、警視庁警察官として32年間勤務し、そのうち25年間刑事(捜査員)をやってきました。さらにその中でも知能犯捜査関係部署(主として告訴・告発事件を捜査する部署です)の経験が一番長く、数々の告訴・告発事件に携わってきました。刑事部捜査第二課員当時は警視庁本庁舎(霞が関)1階にある聴訴室で、電話帳のように分厚い告訴状や告発状を持参して来られる弁護士先生方を毎日のように相手にし、ここで大いに鍛えられました。
これまでの経験を活かし、告訴事件の相談を受け告訴状をリーズナブルな料金で作成することで、犯罪被害者の方たちを支援できるのではと考えたからです。
「淺利に頼んで良かった」依頼人の方からそう思っていただける行政書士を目指していきます。