警察官の階級章【元警視庁警察官が解説】

画像は、私が実際に装着していた実物の警察階級章です。一番上は、1994年に現在の制服に変わる前の旧制服に使用されていた巡査の階級章です。下の3つは現在の巡査部長の階級章です。警察関係者の方であれば、なぜ警察を辞めた私が現行の階級章を3つも持っているのか不思議に思う方もいるかもしれませんが、以前は階級章は現在のように貸与制ではなく、支給制だったため、退職したり階級が上がった際などに返納しなくてよかったのです。また、管区警察学校の売店などでは、階級章が販売されていて、学校生であれば誰でも自由に買うことができました。階級に関係なく購入できたので、巡査長が警視の階級章を買うこともできました。現在では、どこにも売られていません。現行の階級章ですが、制服が変わった当時はどちらが上かわからず、上下反対に付けている警察官が結構いました。


淺利 大輔

あさり だいすけ

行政書士淺利法務事務所 代表

私は、警視庁警察官として32年間勤務し、そのうち25年間刑事(捜査員)をやってきました。さらにその中でも知能犯捜査関係部署(主として告訴・告発事件を捜査する部署です)の経験が一番長く、数々の告訴・告発事件に携わってきました。刑事部捜査第二課員当時は警視庁本庁舎(霞が関)1階にある聴訴室で、電話帳のように分厚い告訴状や告発状を持参して来られる弁護士先生方を毎日のように相手にし、ここで大いに鍛えられました。
これまでの経験を活かし、告訴事件の相談を受け告訴状をリーズナブルな料金で作成することで、犯罪被害者の方たちを支援できるのではと考えたからです。
「淺利に頼んで良かった」依頼人の方からそう思っていただける行政書士を目指していきます。

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