警察官の乗る自転車(通称白チャリ)【元警察官が解説】

警視庁の交番勤務員にとって、もっとも身近で重要な移動手段が**自転車(通称:白チャリ)**です。特に東京都内では、警察署の管内が比較的狭く、交番には十分な駐車スペースがないことが多いため、パトカーよりも自転車でのパトロールが日常的に行われています。

私が警察官になった1992年当時の白チャリは、現在のものとはかなり違っていました。

当時の警察官用自転車には変速ギアがなく、非常に重量のある仕様でした。ブレーキも現在のワイヤー式ではなく、昔ながらの金属ロッド式ブレーキが採用されており、とにかく重くて扱いづらい自転車でした。特に坂道ではかなり厳しく、犯人を追跡するには正直不向きだった印象があります。

実際、「こんな重い自転車では泥棒を追いかけられない」と嘆き、自費で購入したマウンテンバイクを交番に持ち込んで使用していた警察官もいました。

白チャリの珍しい装備「パトランプ付き自転車」

1990年代後半になると、交番の白チャリには少し変わった装備も登場しました。

それが、**電池式の赤色灯(パトランプ)**です。これはマグネットで白チャリ後部の四角い収納箱(通称:弁当箱)に取り付けるタイプで、夜間の交通事故現場などで交通整理を行う際に活用されていました。

警察官の現場活動を支える便利な装備でしたが、2000年代に入ってから徐々に姿を消し、自然と配備されなくなりました。

現在の警察官用自転車は大幅に進化

現在の警視庁の白チャリは、昔と比べて大きく進化しています。

内装3段変速ギアが搭載され、ブレーキも扱いやすいワイヤー式へ変更されました。これにより、坂道や長距離移動の負担が大きく軽減され、交番勤務の警察官にとってかなり快適な仕様になっています。

交番勤務では、職務質問、巡回連絡、通報対応、交通整理など、自転車での移動が欠かせません。白チャリは、まさに警察官の“足”として長年活躍し続けている重要な装備なのです。

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淺利 大輔

あさり だいすけ

行政書士淺利法務事務所 代表

私は、2024年6月までの32年間、警視庁警察官として勤務し、そのうち25年間を刑事として告訴・告発事件の捜査に携わってきました
中でも、告訴・告発を中心に扱う知能犯捜査の経験が最も長く、数多くの事件で、実際に告訴状・告発状を受理し、捜査を進めてきました。
刑事部捜査第二課在籍時には、警視庁本庁舎(霞が関)の聴訴室において、告訴状を持参される弁護士の先生方と日々向き合い、
「事件として受理すべきか」「問題点は何か」
その現場の判断基準を、実務の中で徹底的に学び、鍛えられてきました。
だからこそ私は、警察が何を重視し、どこを見て告訴状を判断するのかを、初期段階から具体的に想定しながら作成することができます。
告訴・告発事件については、刑事の中でも専門性を持って取り組んできた分野であり、強い自負があります。
現在は、千葉県犯罪被害者支援センター会員として、
「費用面で弁護士への依頼をためらっている方」
「警察に何度も相談したが、前に進めずにいる方」
そうした犯罪被害者の力になりたいとの思いから、行政書士として告訴状・告発状の作成支援を行っています。
実際に、
「告訴、受理されました。淺利さんにお願いして本当に良かったです」
というご連絡をいただく瞬間が、何よりの喜びであり、この仕事を選んで良かったと心から思う瞬間です。
警察の内側を知る行政書士として、
“受理される可能性を高める告訴状・告発状”を、本気でサポートします。

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